○養生文化村「介護の家」視察
 秋田県日華親善協会による台湾視察が11月9日、秋田空港からの中華航空のチャーター便にて、参加総数105名により、11月12日までの3泊4日の日程で行われました。11月11日、台湾高齢者福祉施設の見学のため、台北市より約25km南に位置する桃園県亀山郷の養生文化村にある長庚桃園分院付属「介護の家」を視察しました。

 「介護の家」は、12年前に構想され2001年に建設が進められ、完成時入居者数は施設全体で、347ペットのうち現在まで完成した5階・6階・7階部分には、222名の方が入居されていました。
 スタッフは医師が7名、看護婦20名、その他全部で90名とのこと。また、外国人看護スタッフとして、ベトナム人のへルパー10名が働いているとのことでありました。
 現在、34haの敷地に約4,000戸の有料老人ホームが建設中であり、来年にはオープンとのことでありました。
 以下スタッフから説明された内容を述べます。
 養生文化村は、現在長庚院の医療専門知織と台塑企業のマネージメントの経験を活かし、34haの敷地に4,000戸の有料ホームが建設中で、さまざまな健康介護施設、たとえばゲストルーム、食堂、厨房、寝室、トイレ・浴室、活動センター、国際会議ホール、園芸、プール、テニスコート、遊歩道などがあり、多彩な老後生活を送れるように計画されていました。

《サービス内容》

住民毎にヘルスプランを計画し、健康維持に関するアドバイスを提供し、住民の健康と活力維持を促進する。
高齢者への定期的な健康診断を行う。
村内に診療所を設け、住民に特約診察、健康回復、介護等のサービスを提供する。
専門医を配置し、薬の詳細な情報を提供する。
24時間監視センターを設置し、長庚医療システムとの連携のうえで効率よい緊急医療体制を確保する。

 介護の家における対象者は、

1.慢性病患者、日常生活にヘルパーが必要な方
2.手術後でリハビリを要する方
3.家族が旅行やビジネスで不在になり介護を要する方

などであり、精神病患者、伝染病患者、末期ガン患者、人工呼吸器を要する方、痴呆性徘徊の可能性がある方は入所ができないとのことであった。
 料金は、1,100台湾ドルから。(1台湾ドル3.2円)

施設またサービスの特色としては、大まかに6点あげられる。

快適な環境
専門デザイナーが設計し、外国産の大理石を用い、部屋の各方面から採光する開放的な空間に柔らかな照明をつけ、バリアフリー化を実現していた。
介護、看護
点滴の交換、傷口の消毒、薬の配布、食事補助、衛生、入浴、床ずれ防止、肩たたきなど、入居者本位の介護がなされていた。
栄養管理
四季の食材を用い栄養バランスのとれた給食、個別に栄養バランスを考慮したメニューが実施されていた。
医療体制

高齢者向けの中国伝統医学専門科を設け、中医と西洋医学をコーディネートさせた治療を行っていた。

健康回復・介護

専門の医師によるさまざまな回復コースが用意されていた。物理機能回復、言語回復法、ペット治療法、音楽治療法、ノスタルジー治療法など。

心を込めた活動

祝・祭日や記念日にイベントを行い、平日も充実したレジャーの場を創造し、宗教行事(仏教・キリスト教など)も行われるように配慮していた。

「介護の家」の料金は、次の表のとおり。

介護の家 料金表(台湾ドル)       

長期月額 短期日額
1名部屋 72,000 2,400
2名部屋 53,000 1,800
3名部屋 43,000 1,500
4名部屋 38,000 1,300
8名部屋 33,000 1,100

 入所期間中に関連施設の長庚体系医院に入院される場合は7日間は無料でベッドを確保されるとのこと。

長期入所の揚合はデポジットが祝せられる(2ケ月分デポジット+1ケ月分前金)
・例えば、長期・3人部屋の揚合、$43,000×3=$129,000)

ここでいう長期入院とは、35日な越える湯合の入所のこと
また、「介護の家」の短期入所の湯合は、前払い制であった。
(日割り計算:予約日数、部屋代、最長35日まで)

・例えば、短期3人部屋10日予約の場合の前払い金額$1,500×10=$15,000

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